健康的な食事、グルテンフリーとして人気が近年高まったガレットと合わせるのはフランスのノルマンディー地方やブルターニュ地方の郷土料理として鉄板ですが、実はいろいろな料理に合うんです。
シードルのジャンル別に見ていきましょう。
イギリス・アメリカ系の爽快タイプのシードル
ハードサイダーやサイダーなどのスッキリごくごくのめるタイプのシードルにはフィッシュ&チップスや唐揚げ、フライドポテトがおすすめ。意外と中華の焼き餃子も合うんです。
おすすめ銘柄はイギリス系のヘニーズ(HENNEY'S)の「イングランズ・プライド・ミディアム・サイダー」やアメリカ系のレヴァレンド・ナッツ・ハード・サイダー「マグニフィセント・セブン」。「マグニフィセント・セブン」には日本のつがる・ふじ・北斗などのりんごが使用されていて、切れ味抜群のフレッシュな味が楽しめます。
日本でよく見かけるいわゆるシードルの味
りんごの酸味やフルーツの甘みが感じられる一般的なタイプのシードル。いわゆるオールラウンダー。合わせる料理としては魚料理や野菜料理がベスト。カルパッチョでさっぱり合わせるのもおすすめです。
シードルの銘柄としてはル・セリエ・アソシエ「ラ・ブーシュ・オン・クール シードル・ブリュット」や洋ナシのシードルであるラシャス「ポワレ・フレッシュ」もトライしてみてください。
果実の風味たっぷり、タンニンを感じるタイプのシードル
個性強めなこのタイプのシードルには肉料理がおすすめ。ローストビーフやラム肉のグリルなどしっかりめの料理と合わせてみてください。食後にはチーズもおすすめです。
銘柄はエリック・ボルドレ「シードル・ブリュット」やシードル・ヴァル・ド・ランス「オーガニック 中辛口」などがあります。
スペイン系のビネガー風味のあるタイプ
スペイン系のシドラと呼ばれるシードルはちょっと変わった風味を持ちます。それもそのはず、料理とお酒はセットですから、スペイン系のアヒージョ、ムニエル、チョリソーなどの料理によく合うようにできています。
銘柄としてはベレシアルトゥア「シドラ・ナチュラル」やマエロック「ドライシードル」などがあります。
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